絶対知っておきたい落ちるエントリーシートの共通点

就活

今の就活では、ほとんどの企業が履歴書・エントリーシート(以下、ES)を就活生にお願いします。このESに通過できなければ、面接を受けることができません。しかし、ESは「こうすれば絶対に通過する」というコツはありません(通過の可能性を高めるコツはあります)。ですが、「こうしたESは、ほぼ確実に落ちる」という落ちるコツ、落ちるESに共通する要素は存在します。

今回は、その「落ちるES」に共通する要素を見ていきたいと思います。それを反面教師として、通過するESのポイントを掴んで頂ければと思います。

文章構成にまとまりがない

所謂「起承転結」「序破急」などのような文章構成がしっかりしていないESは、言いたいことが伝わらず、採用担当者に響きません。
ESでは、まず「結論」を書き、次にその結論を補完するエピソードを具体的に書くといった流れが基本です。たとえば「あなたの強みは?」という質問があったとしましょう。この場合、以下のような構成になります。

1. 結論(私の強みは●●です)
2. エピソードの前提(強みを発揮したエピソードを理解する上で必要な前提条件について)
3. 具体的なエピソード(実際に強みが発揮されたエピソード)
4. エピソードの結果(強みを発揮した結果、得られたものについて)

たとえば、サークル活動の中で強みを発揮したエピソードをアピールするとしましょう。その場合、

1. 私の強みは●●です。
2. 私は大学で●●のサークルに所属しており、そこで▲▲という活動を行ってきました。
3. そこで■■といった問題が起こりました。私はその解決のために★★といったことに取り組んできました。
4. 結果、サークルの問題は解決し、よりメンバーの結束が強まりました

このような感じです。勿論これは一例ですので、ご自身のアピール内容に合わせて構成を試行錯誤してみて下さい。

専門用語が多い

研究内容などをアピールする際によく見られるのが、専門用語を乱発してしまうケースです。
採用担当者はあなたの研究内容について知見があるとは限りません。文系出身の採用担当者に理系就活生の研究内容をそのまま伝えても何一つアピールになりません。これは他の活動、たとえばサークルや課外活動などについても同様です。
自分にとっては当たり前のことでも、相手にとってはそうではないかもしれません。特にアピール内容を理解する上で前提となる知識が必要な場合(上の「文章構成にまとまりがない」の「2」の部分です)、それも書かなければアピールは十分に伝わりません。

ESは「誰が読んでも理解できる内容」で書くことを意識しましょう。そのためには、必ず書いたESを友人などに読んでもらうことをオススメします。筆者はよく「そのESは5歳児が理解できますか?」と言っていますが、流石にそこまで意識しなくても構いません。友人がある程度理解できれば、それで問題ありません。

曖昧な表現が多い

ESは文字数が限られているため、「言いたいことが全部書けない」と困ってしまうこともあるでしょう。そうなると部分的に削ったり、あるいは省略したりする必要が出てきます。
そうなると、大体のESは書かれていることが曖昧になりがちです。曖昧なESは内容を具体的にイメージできず説得力に欠けるので、採用担当者にも響きにくいです。
ESはなるべく「具体的に書く」ことを意識しましょう。たとえば「数字を用いる」など具体的なイメージが湧きやすいようにしましょう。

企業の求める人物像と一致していない

意外と見落とされがちなのが、企業の求める人物像と一致していないというケースです。ESは学生が自分をアピールするものであると同時に、企業が「この学生はウチに合うのか」を判断するためのものです。どんなに素晴らしいアピール内容であっても、企業に合わないと判断されればそれまでです。
ESは必ず、「自分は御社に合っています」ということを軸に書くことを意識しましょう。

出来事の羅列になっている

自己PR等で、単に取り組んだことの羅列になっているESも多いです。この場合、どれだけ凄いことが書いてあっても、「この就活生は結局どういった学生なんだ?」という人となりが見て取れません。それでは「この学生がウチの会社に合うのか」を判断できないため、通過できません。
重要なのは、取り組んだことは勿論ですが、何よりも「何を考え、どう取り組んできたのか」という過程です。具体的には、PDCAという点を重視して書くことを意識しましょう(PDCAについてはここでは割愛します)

アピール内容が多過ぎる

たとえば「自分の強みは?」という時に、2つも3つもアピールしてしまうと、1つに割ける文量が減ってしまいます。そうなると、それぞれについて具体的に書けず(つまり曖昧になってしまい)、説得力が出ません。最悪「こういった強みを持っています」と言うだけで終わってしまい、具体的に「その強みをあなたがどう活かしてきたのか」という人となりが見えてきません。必ず1つのアピールを深く具体的に書くようにしましょう。

チームプレーが見えない

チームの中で何かを成し遂げた経験でないと、なかなか採用担当者には響きません。必須ではありませんが、もし可能であればなるべくチームの中で活動した経験をアピールするようにしましょう。特にチームのメンバーと協力して困難を乗り越えた経験であることが好ましいです。
仕事とはチームで行うものです。チームで一つの同じ目標を目指し、一緒に困難を乗り越えていくものです。そうした状況の中で皆さんがどう振る舞うのか、それが「この学生が仕事場に入ったら、どう働いてくれるんだろうか?」という採用担当者のイメージに直結するのです。

以上が、落ちるESの主な共通点です。勿論これを全て潰した所で必ず通過できるとは限りません(相対的に優れた就活生が多ければ、それだけ通過率が下がります)。ですが、以上の点が潰されていなければ、なかなか通過は厳しいでしょう。しっかり準備して、どんな企業にも通用するESを書けるようになりましょう。

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