就活生のための完璧な自己分析方法

就活

1.自己分析とは

定義

自分を知る作業

自己分析とは、「自分がどのような人間か知る」ことを言います。自分は「何をしたいのか」「何ができるのか」「どういう価値観をもっているのか」など、あなたがあなた自身を理解することです。
この先みなさんは、エントリーシートや面接で、あなた自身のことを採用担当者に伝えることとなります。この「伝える」という行動には、2つの要素があります。

■「どんな内容を伝えるか」という「伝える内容」の要素
■「どうやって内容を伝えるか」という「伝える方法」の要素

よく面接対策で語られるテクニック論は「伝える方法」です。しかしその際「伝える内容」がしっかりできていなければ、相手に伝えることはできません。「伝える内容」を準備するためにも、自己分析は就職活動において絶対に欠くことのできない作業なのです。

目的

自己分析をする最大の理由は、「幸せな人生を送るため」です。そして、今回就職活動においては、「自分に合った企業に入社する」ということが「幸せな人生を送るため」に重要なことであるといえるでしょう。
そんな中、ここ数年、新卒者の早期退職が問題視されています。その大きな原因は、本来合わないはずの企業に入社してしまったことがあります。これを防ぐには、自分のことをよく知り、自分に合った企業を探すしかありません。自分に合った企業とは、価値観を押し殺すことなく、長所・能力を活かして自分らしく働ける企業のことです。
よって、自分の価値観や長所・能力をきちんと理解していなければなりません。理解していなければ、どの企業に自分が合っているのかもわかりません。
幸せに働くという観点からも、自己分析を就活での重要なファクターとして位置づけてもらえればと思います。

2.過去を振り返る必要性

始め方

過去を分析する

現在の自分と向き合いさえすれば、自分を知ったことになるのでしょうか?残念ながら、答えはノーです。本当の自己分析は、過去を知ることから始まります。
あなたは今までどんな経験をしてきましたか?そのときどんな行動をとりましたか?どんな感情・欲求を抱いていたのでしょうか?
こうした分析を重ねていくと、過去の経験が現在のあなたに与える影響(価値観・行動パターン)やその理由が見えてきます。
単に現在のあなたを知るのではなく、その根底にあるものを知ることに意味があるのです。

他者から話を聞く

他者にしかわからないあなたの一面というのもあります。特に幼少期のことは、自分では覚えていなくても、あなたの家族がよく知っているはずです。現在の知人ももちろんですが、家族や幼馴染から話を聞いてみると、より客観的に自分を知ることができるでしょう。

メリット

このように自己分析をしていくことで、意外なメリットも得られます。それは、面接でスムーズに回答できることです。
面接官はよく、学生の話に対して「例えば?」「具体的には?」「そう思う根拠は?」と掘り下げるような質問を返してきます。ここでしっかりとした回答ができなければ、面接官を納得させることなど到底できません。しかし、自己分析によって過去を整理しておけば、具体例や根拠を示すのは簡単です。「本来なら自分に合った企業かもしれないのに、自分をうまく伝えられず落ちてしまった……」なんて勿体ないことにならないためにも、自己分析には真剣に取り組むべきなのです。

自己分析方法

自己分析の際に、みなさんにおすすめしたいことは「自分史の作成」です。自分史とは、あなたの今までの人生を振り返った歴史をまとめたものです。自己分析の目的は、現在の自分を客観的に理解するところにあります。
それなのになぜ、過去の自分を振り返らなければならないのでしょうか。それは今のあなたは、過去のあなたによって作られているからです。
この世界は「因果律」によって支配されています。すべての結果には原因があります。故に「今のあなた(結果)」を完全に理解するためには、「過去のあなた(原因)」を分析しなければなりません。

自分史作成の5つのコツ

自分史を作成する際の5つのコツをお教えします。

じっくり時間をかける

自分史は簡単にできるものではありません。真剣にやれば1〜2週間はかかると思います。先ほども述べましたが、この作業を怠ると、入社後、仕事と自分とのミスマッチが起きる可能性があります。そのような悲劇がないように、じっくりと真剣に作業してください。

両親と話す

あなたのご両親と少なくとも一度はじっくりと話をするか、電話して聞いてください。大人の目線から、あなたがどのように見えていたのかを聞きだせるはずです。

友人と話す

同世代の友人は、あなたと同じく就活を行っているでしょうから、自分史作成のためにお互いが協力しあうとよいでしょう。同世代の目線から、あなたがどのように見えていたのかを聞き出せるはずです。

通信簿を読む

あなたの得意科目・不得意科目が分かるはずです。また、通信簿には先生があなたの両親に宛てたメッセージが記載されています。これを読むことで、大人の目線から、あなたがどのように見えていたのかを知ることができます。「あー、先生が正しかった。先生、ごめんよ」ということがあるかもしれません。

卒業文集を読む

当時の自分の夢や思考回路が分かるはずです。当時の自分が自分自身をどのように認識していたのかを読み取ってください。

自分史の記載項目

それでは、「自分史」の作成をしていきましょう。文房具店でノートを数冊購入してください。そして、以下の10項目について記憶をたどり、あなたの歴史をノートに書き込んでいくのです。

自分史記載10項目

:基本情報
:両親について
:幼少期について
:小学校について
:中学校について
:高校について
:大学について
:恋愛について
:人生哲学について

さて、今から実際に自分史を作成してもらうのですが、その際、項目ごとに必ず「事実」と「感情」と「影響」を記載してください。たとえば、小学校1年生の時に父親からひどく怒られたことがあったとします。その場合、「小学校1年生の時に父親からひどく怒られた。なぜお父さんは僕を理解してくれないのだろうと、僕はとても悲しかった。あの日から僕はお父さんに対して、感情的に線を引いて話し合うようになった」というように記載するのです。

それでは自分史を作成しましょう。

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:基本情報

<生年月日>
あなたの誕生日です。歴史的瞬間です。あなたの始まりはいつだったのか、それを把握することは、自分物語において大切です。それがどんな日であったのか、といった情報もご両親から聞いて記載してください。

<名前・名前の由来>
昔、農民の子は農民で、武士の子は武士でした。武士の子は小さいときから「お前は武士だから、武士らしくしろ」と言われ続けます。すると、いつの間にか武士らしく育つのです。誰もがアイデンティティーを確立できた時代でした。
しかし、現代はアイデンティティー喪失の時代と言われています。自分が何者か分からずに、それではダメだと、自分探しをしている間に一生が終わってしまう。そんな時代です。そんな現代人にとって、名前だけが唯一、誰もがもっているアイデンティティーといえます。親を知らない人はいても、自分の名前を知らない人はいないということです。名前を間違えられると、ちょっと頭にきませんか? 結婚すると自分の苗字が変えなければならない場合がありますが、妙な違和感を感じませんか? それは名前があなたのアイデンティティーだからです。人は誰も名前を大事にしているのです。
ですから、名前の由来や、名前に関するエピソードを自分史に記載することはとても重要なことなのです。

<出身地>
まず、出身地の場所を記載してください。次に、故郷に対してのあなたの想いも記載してください。人間は生まれた場所から影響を受けます。故にどんな影響を受けたかという所まで落とし込んで、記載してください。

:両親について

<両親の出会い>
あなたの両親が出会ってから、あなたが生まれるまでのエピソードを記載してください。あなたは両親の出会いを知っていますか?知っている人は、少ないですよね。聞くのは恥ずかしいかもしれませんが、この際ですから両親に直接、聞いてみてください。聞いてみると、意外とあなたに影響を与えていたりするのです。
退行催眠というものがあります。催眠によって過去の記憶、過去の状態に遡るというものです。退行催眠をかけてどんどん記憶を遡っていくと、なんと母親のお腹の胎児の状態まで遡ることが分かっています。胎児は母親の声はもちろん、母親の感情、また周りにいる他人の状況までも感じています。自分が望まれていない子供だったり、母親が子供を産むことに不安を感じていたり、夫婦間がうまく行ってなかったり、本当は女の子(男の子)が欲しかったなど、胎児は我々の想像以上に、周りの状況に影響されているのです。あなたが生まれるまでにどんなエピソードがあったのか。一度、徹底的に聞いてみてください。

<両親の仕事>
両親の仕事、両親の仕事に対する考え方を記載してください。両親の仕事は子供の考え方や価値観に大きく影響を与えています。統計的にも、経営者の子供は経営者になる確率が高い。そして、サラリーマンの子供はやっぱりサラリーマンになる確率が高いのです。驚くことに、株式会社ライブレボリューションの創業者も、私を含む全員、父親が経営者経験者です。親の職業、職業観は子供に影響を与えます。

<両親のあなたに対する教育の姿勢>
両親のあなたに対する教育の姿勢を記載してください。例えば、「放任主義だった」「スパルタ教育だった」といったものです。教育は、子供に与える影響というのがとても大きなものです。

<両親の夢>
あなたは両親の夢を知っていますか? あなたの両親が夢をかなえた人ならば、両親はあなたを自分と同じ道を歩ませたい、もしくは「苦労するのは自分だけで十分」と正反対の道を歩ませたいと思うケースが多いです。また、あなたの両親が夢をかなえられなかった人ならば、その夢をあなたにかなえてもらいたいと思うケースが多いです。このように両親の夢から、あなたは影響を受けている可能性があります。

<両親との直接的な関係>
両親から学んだことや、両親との楽しかった想い出、感謝している想い出、悲しかった想い出、怒られた想い出、許せない想い出などを記載してください。また、怒られた想い出は、以下の2つの観点で書いてください。1つ目は、怒られて一番辛かった想い出です。今でも覚えているような一番ショックだった出来事が、必ずあるはずです。そういう観点から1つ書いてください。
2つ目は、頻繁に怒られたことについての想い出です。人間は、その人の価値観から外れると怒ります。例えば「食事中は礼儀正しくしなければいけない」と思っている親は、子供がクチャクチャと音を立てて食べていたりすると怒るはずです。
その親にとって、それが絶対譲れない価値観なんですね。両親の価値観を知るためにも、頻繁に怒られたことをよく思い出してください。

<あなたの両親に対する想い>
あなたの両親に対する想いを記載してください。具体的には両親の好きな所や嫌いな所です。また、なぜ好きなのか、なぜ嫌いなのか、その理由も忘れずに記載してください。

<両親の手料理についての想い出>
両親の料理についての想い出を書いてください。例えば「豚の角煮がおいしかった」「なんでも有りあわせのもので料理を作るのが上手だった」といったようにです。また、「うちは共働きだったから、小さい時からコンビニ弁当だった」という場合もあるかもしれません。それは辛い想い出かもしれませんが、それはそれで事実を記載してください。食事はあなたの人生に多大な影響を与えているはずです。

:幼少期について

<生まれたときの両親の感想>
あなたが生まれた時、両親がどう想ったのか、その感想を記載してください。多くの人の場合、両親から「あなたが生まれてきて本当によかった」という感想をもらえると思います。その場合、あなたには「あなたが生まれてきたことを全肯定してくれている人がいる」ということです。それはつまり、それだけで、あなたがあなた自身を全肯定する価値があるということなのです。
一方、悲しい話ですが、「お前なんか生まれてこなければよかった」なんて感想が返ってくる人もいるかもしれません。私は、そんなことを両親から言われてしまうことは、世の中で最も悲しいことだと思うのです。しかし、実際にそういう方がいらっしゃることは事実でしょう。仮にあなたがそうだったとして、今のあなたはまっとうに育ち、普通に就活をしているわけでしょう。それって、すごく立派な大人じゃないですか。あなたは、両親から望まれなかったかもしれません。
しかし、そういう不幸な境遇の中から、自分自身の力でここまできたのです。これはこれで素晴らしいことなので、やはり、あなたはあなた自身を全肯定してくださいね。ここまで自分の力で生きてきたということに誇りをもってください。
もっと言いますと、あなたが両親から望まれてなかったとしても、また、あなたがどんなに親を憎んでいたとしても、「あなたを産んでくれた」というその1点だけでも、あなたは感謝しなければならないと、私は思います。そのことは忘れないでほしいですね。
そして、何より生まれてこなければ良かった人などいません。みなさんが生まれてきたことには必ず何らかの意味があるはずです。

<幼少期の家、暮らし>
幼少期にどのような家に住んでいたかを記載してください。柱の傷や、何かを隠したりした場所であるとか、鬼ごっこをしたことなどです。そこからどんどん派生して色々なこと思い出してくださいね。そして、それが自分にどんな影響を与えたかまで記載するのです。

<近所の幼なじみとの想い出>
近所の幼なじみとの想い出を記載してください。幼なじみとの関係ってのは、打算がありません。幼少期は好きな人としか付き合わないし、好きなことしかやらないですよね。そういう頃の自分をよく分析することで、自分が本当に好きなことが分かる場合があります。なので、くだらないと思わずに、しっかりと幼少期も振り返ってみるべきです。

:小学校について

<先生の想い出>
小学生の頃、好きだった先生、嫌いだった先生、最も影響を受けた先生についての想い出を記載してください。なぜそうだったのか、理由やエピソードも忘れないでくださいね。

<どんな生徒だったか>
小学生の頃、あなたはどんな生徒でしたか。自分が思う所の自分と、通信簿に書いてある大人の客観的な視点から見た自分のギャップをチェックしてみてください。
また、あなたはどんな教科が好きでしたか? どのような遊びが好きでしたかか? 先ほども述べましたが、小学校の頃までは、自分が好きなことしかやりません。小学生の頃までは、得意・不得意という軸はあまり関係がありません。好き・嫌いの軸でいろいろなことを想い出してみてください。

<尊敬していた人物>
小学生の頃、尊敬しているのは誰でしたか? これもみなさんの世代になってくると、ドラゴンボールの孫悟空といったアニメから出てくるかもしれません。それでも構いませんので、小学校の頃、尊敬していた人物と、その理由を記載してください。

<夢>
小学生の頃、あなたの夢は何でしたか?

:中学校について
項目は、<先生の想い出><どんな生徒だったか><尊敬していた人物><夢>となり、中学校も基本的には小学校と同じです。

<親友との想い出>
親友との想い出を記載してください。一般的に中学から同志という存在が現れます。小学校までの友人は、好き同士の仲間ですが、中学校からは同じ目標を達成する同志という存在が出てくるのです。

<後輩・先輩との想い出>
中学校で初めて後輩・先輩が出てきますね。あなたは上下関係のある人間関係を、どのように育んできましたか。上下関係に適合することができたでしょうか。それとも慣れることができず、苦労したのでしょうか?

<得意な教科、不得意な教科>
中学校からは点数で評価されます。故に好き嫌いだけで教科を判断できません。むしろ得意・不得意といった点で教科についての想い出を記載してください。

<何が変化していたか?>
小学校と比べると何が変化したかを記載してください。小学校と中学校って結構ギャップが大きいです。この項目では、あなたの環境への適応力・対応力が分かります。成績だとか、上下関係だとか、敬語だとか、小学校から中学校の間には、かなり大きな変化があります。環境の変化へ、あなたはどうやって適応したのかを記載してください。

<競争社会でどう生きたのか>
一般的に日本人は中学校になってはじめて、成果を問われるようになります。勉強での成果、部活での成果などです。基本的に小学校までは競争社会じゃないですよね。好きなことをやっていればいいのです。
しかし、中学校からあなたは競争社会に投げ込まれて、成果を出すことを社会から求められるのです。なので、「どういう成果を出したのか」「どういう失敗したのか」「どういう後悔をしているのか」という想い出を記載してください。中学校以降は「成果」という視点が必要になってきます。

<高校受験>
ここは高校受験でのエピソードはもちろん、高校を選んだ基準について記載してください。重要なポイントは、「実際に入学した高校」を選んだ基準ではなく、「第1志望の高校」を選んだ基準を記載することです。なぜかというと、第1志望の高校を選んだ基準というのは、みなさんが中学3年生の頃に、精一杯考えた社会に対する価値観だからです。
具体的には「私は野球が大好きだ。野球選手になりたいから、甲子園に出場できそうな高校に行く」「私は一生安泰に暮らしたい。そのためには有名大学に行く必要があるから、進学校に行く」というものです。当時のあなたの価値観を通じて、「この高校がいい」と決めているのです。

:高校について
項目は、<先生の想い出><どんな生徒だったか><尊敬していた人物><夢><親友との想い出><後輩・先輩との想い
出><得意な教科、不得意な教科><何が変化していたか?><競争社会でどう生きたのか>となり、高校は基本的に中学時
代と全く一緒です。

<最も影響を受けた本や事件>
一般的に、中学校くらいまでは、仲間内だけで全てのことが完結していたはずです。ところが、高校にもなると、例えば、外部の社会の話や世界情勢などの情報を、新聞や本といったメディアを通じても知ることになります。「こんな日本はダメだ」とか、「日本をこうしていきたい」とふうに、仲間内だけではなくて、外部の社会からも影響を受け始める時期なんです。そのような想い出を記載してください。

<大学受験>
大学受験についても第1志望の大学を選んだ基準です。これも先ほど述べたように、高校3年生の段階で、あなたが精一杯考えた社会に対する価値観です。

:大学について
項目は、<先生の想い出><どんな生徒だったか><尊敬していた人物><夢><親友との想い出><後輩・先輩との想い出><得意な教科、不得意な教科><何が変化していたか?><競争社会でどう生きたのか><最も影響を受けた本や事件>となり、高校は基本的に中学時代と全く一緒です。

<就職活動>
現時点で第1志望の企業(業界)を選んだ基準です。何度も述べていますが、大学3年生の段階で、あなたが精一杯考えた社会に対する価値観です。ここをしっかりと記載することで、「高校を選ぶ基準」「大学を選ぶ基準」「就活における企業を選ぶ基準」の変遷が分かるはずです。自分がどれだけ成長しているか、もしくは伸び悩んでいるのかを、理解してください。

:恋愛について

<恋愛>
あなたの恋愛観、つまり、どのような人が好きなのか、どのような恋愛をしたいのか、過去のエピソードを交えて記載してください。
また、出会いや別れ、辛かった想い出、それをどう乗り越えたかなども記載してください。恋愛は人間の生理的・本能的な欲求の現れなので、その人の人間性が非常に出やすいのです。故にあなたの恋人を選ぶ基準を重点的に想い出してください。例えば、アクセサリー感覚で恋人を選ぶ人っていますよね。そういう人は就活においても、やはりブランドの高い大企業を志望するケースが多いです。

:人生哲学について

<人生哲学>
ここまで書いたものをしっかり熟読して、人生哲学をあなたなりに作ってください。あなたにとって、お金とは何ですか?即答できない人は、そのことを真剣に考えたことがない人です。優秀な人材は「人生哲学」と「言葉の定義」をしっかり持っています。なぜなら真剣に考えているからです。

・自分にとって「人生」とは何か?
・自分にとって「幸せ」とは何か?
・自分にとって「夢 」とは何か?
・自分にとって「愛情」とは何か?
・自分にとって「仕事」とは何か?
・自分にとって「家族」とは何か?
・自分にとって「恋人」とは何か?
・自分にとって「お金」とは何か?
・自分にとって「強さ」とは何か?

上記を参考にして、あなたなりの人生哲学を真剣に考え、文書化していきましょう。これで自分史は完成です。ここまで書いたら、自己分析において、もう怖くはありません。企業に提出する履歴書やエントリーシートなんて、とても楽に書けるようになります。また、面接においても、あなた自身について聞かれる質問は何でも答えるようになっているでしょう。

◎他己分析で精度を高める
今まで自分史作成を通じて、あなたの自己分析を行ってきました。かなり詳細な自己分析ができたと思います。しかし、さらに自己分析の精度を高めるためにも、他己分析をオススメしたいと思います。他己分析とは周囲の人たちが、あなたをどのように思っているかを分析することです。

なぜ他己分析が必要なのかを説明しましょう。面接において、あなたは他人である面接官から評価を受けます。あなたが自分自身を評価するわけではないのです。つまり、面接では他人にどう評価されるかが問題なのです。いくらあなたが「自分はこういう人間だ」と思っていても、それはただの思い込みかもしれません。それを面接官が評価してくれないと話になりません。

だから、他己分析は絶対に必要なのです。他人の目から見た、冷静で客観的な自分というのを把握しておかなくてはなりません。しかし、他己分析を実際にやってみたら分かると思いますが、なかなかうまくいかないのです。友人に「私のいいところを教えてください」「私の悪いところを教えてください」と聞いても、「お前って友達思いで、いいヤツだよね」といった一般的な答えしか返ってきません。
確かに「友達思い」というのは、あなたの長所なのでしょうが、そんなことは一般的に誰もがあてはまる長所であり、あなた独自の長所ではないのです。

そこで、他己分析をうまく行うための、コツを1つ紹介しましょう。やり方はとても簡単です。みなさんの親友にこう聞いてください。「数多くいる友人の中で、なぜ私を親友に選んでくれたんですか?」と聞くのです。え?これだけ? そう、たったこれだけです。「私のいいところを教えてください」「私の悪いところを教えてください」と聞いても普通の答えしか返ってきません。しかし、「なぜ数多くいる中から私を選んでくれたの?」と聞けば、あなただけの独自の長所を語ってくれるはずです。

しかし、これでも友人がうまく答えてくれない場合があるかもしれません。その際は、こう聞いてください。「じゃあ、なぜ、A君ではなく、私を親友に選んでくれたの?」と共通の知人の名を入れて聞くのです。そうすると、比較対象ができるため、相手は答えやすくなるのです。

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